
世界の大国「アメリカ」!!世界ナンバーワンになれたのは運命だった!?
まえがき
引き続き、
世界最強国・世界の最先端のアメリカの歴史について書きます。
前回の第一弾に引き続き、
今回は第二弾「南北戦争~終戦」です。
南北戦争と奴隷制
当時アメリカの北と南で商売のやり方が少し違いました。北では工業を中心とし、南ではコットン農園の農業が中心となっていて問題となっていたのがの南の農園で働かされている黒人奴隷でした。
北は奴隷がいない自由州が多い、南は奴隷を使う奴隷州が多い。南北の対立が起きてしまったのです。そこで出て来たのが「リーンカーン」。
リーンカーンが「奴隷解放宣言」を発表、南北が一つになり、アメリカはようやくひとつになりました。
フロンティア消滅からの海外領土獲得へ
ここからは国内の産業を育てなければならない危機意識が高まり、まずは東西の大陸横断鉄道の建設。この時代は「金ぴか時代」とも呼ばれ、ベルや電車などあらゆる発明が次々とされます。
しかし、フロンティア、つまり新天地が無くなったアメリカの発展はストップしてしまいました。
そこで、海外へと目が向けられアメリカは国外に侵略の手を伸ばします。まず米西戦争でスペインと戦い、スペインの植民地であったフィリピンやグアム・ハワイを手に入れました。
世界大戦、そしてナンバーワン大国に
世界は世界大戦に突入。イギリス・フランスVSドイツが中心の「第一次世界大戦」。
アメリカは当初巻き込まれたくはなかったが、貿易の中心相手のイギリスとの関係で、渋々途中から参戦。
アメリカが参戦したイギリス・フランス側が勝利となった。負けたドイツに多額の賠償金がかけられます。戦中イギリス・フランスはアメリカからお金を借りていました。
ドイツから巻き上げたお金をアメリカに返す、アメリカはドイツに支援をする。この不思議な三角関係で結果的にアメリカは大発展・大繁栄を遂げるのです。この時代に「ディズニー」や「コカ・コーラ」などの今ではアメリカのトップカルチャーが誕生します。
しかしその繁栄が続いたのち、アメリカで株が大暴落。「世界恐慌」となりました。アメリカがお金を貸せなくなり、以前の三角関係が崩壊。アメリカは景気が急降下し、「ニューディール政策」で復興を図り、イギリス・フランスは国内と植民地のみで経済を回す「ブロック経済」、多額の賠償金を背負ったままのドイツはどん底になり、国民の不安・不満は高まります。
そこでドイツには独裁者「ヒトラー」が登場し、イタリアにも独裁者「ムッソリーニ」が現れ、国の復興を名目に国民をまとめ上げます。そして当時アジアでいち早く近代化した日本も合流し、アメリカ・イギリス・フランスVSドイツ・イタリア・日本で「第二次世界大戦」が始まってしまいます。
結果、日本に原爆が落とされ終戦を迎えます。ここで戦勝国側のアメリカが事実上の「世界ナンバーワン大国」に。「ドル」は世界の基軸通貨になります。